FXの基礎知識

トレード時の注文方法について

KØW(@kowblog_com)です。

今回はトレードする際の
注文方法について解説していきます。

FXには様々な注文方法がありますが
一番よく使うのは”成り行き”注文です。

そして、同じくらい使うのが
”逆指値(ぎゃくさしね)”注文。

今回はこの2つの注文方法の意味を解説します。

成り行き注文とスリッページについて

FXの注文方法には
成り行き、指値、逆指値、OCO
IFDONE(イフダン)、IFDONEOCO(イフダンオーシーオー)
などがあります。

上記の成り行き以外の注文方法は
簡単にまとめると予約注文のようなもので
予約した条件になると自動でエントリーされるものになります。

それぞれ使いこなせれば便利だとは思いますが
僕は基本的に成り行き、指値、逆指値しか使ってません。

というか、イフダン系は使ってないので
使い方もよく知りません(笑)

と、まあ前置きはこれくらいにして
本題に入っていきましょう。

成り行き注文は
自分のタイミングで注文を出す
一番使われている注文方法です。

そして、この成り行き注文は
値動きが激しい時にスリッページという
現象が起こることがあります。

スリッページは
スプレッドとは別に発生する価格のズレのことで
注文がスベると言ったりします。

スリッページが起こる原因としては
あなたが買いたいと思った価格で注文すると
まずはFXのブローカーに伝わります。

その注文を受けたブローカーは
その注文が飛んできた価格で約定させるのですが
その間にも為替レートが動いているので
結果的に注文価格と約定価格がズレてしまう。

簡単に言えばこんな感じです。

日本のブローカーはトレーダーの負け分が利益になる仕組みなので
スリッページを隠れ蓑にしてわざとズラしているのではないか?
なんて噂もよく聞きますが、真実が明るみに出ることはありません。

なので、取引量が多いとか口座開設数が多いとか
ユーザーに信頼されていそうなブローカーを選ぶと良いと思います。

それか、仕組みが根本的に違う海外ブローカーを使うかですね。

個人的なおすすめはThreeTraderです。

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成り行き注文はトレードの基本

”チャートの流れを見ながら成り行き注文で入る”
これがトレードの基本になります。

イフダンやOCOは
指定した価格に到達したらエントリーするような注文の仕方なんですが
もちろん、その通りにいかないこともありますし
予約して放置するスタイルだと
そこまでの値動きを把握していないというこはかなり不利になります。

例えば、戻り売りを狙っていく状況があったとして
注目しているポイントを一度目に反発したところで売るより
二度目の上昇を否定された方が期待値としては高くなりますし
その点も考慮すると、流れを見ながら成り行きで入っていく方が良いかなと思います。

あと、イフダン系の注文をしたまま刺さらず
忘れたころに約定してしまっているパターンもあります。

それに気づかず
いつの間にか含み損がすごいことになっていた…

なんてことにもなりかねません。

逆指値は必ず設定すること

逆指値注文を使うことで
損失を自分の決めた金額に限定することができます。

逆指値はトレーダーの命綱のようなものです。

原則として為替相場の未来は誰にもわかりません。

予測することはできても見ることはできません。
これは変えられない事実です。

そんな世界に命綱なしで飛び込んでいくのは
紐無しでバンジージャンプするようなものです。

逆指値を入れない上級者もいますが
その人たちも最初に撤退ポイントを決めていて
成り行きで損切を行っています。

人は自分の非を素直に認められない生物なので
成り行きの損切は簡単そうに思えますが
これが実際はなかなかできないものです。

なので
初心者のうちは必ず逆指値を入れておきましょう。