FXの基礎知識

テクニカル分析について

KØW(@kowblog_com)です。

トレードで利益を出そうと思ったら
相場が上がるか下がるかを予測し
値動きについていく必要があります。

それを見極めるための方法が

ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析

の2種類があるのですが
僕がトレードにおいてかなり重要視している
テクニカル分析について解説していきます。

テクニカル分析=インディケータではない

ちょっとFXを知ってる方は
テクニカル分析と聞くと真っ先に思い浮かぶのが
インディケータというワードではないでしょうか。

RSIとかボリンジャーバンドとか移動平均線とか…

テクニカル分析=インディケータ

という考え方が一般的に浸透していると思います。

RSIが80以上のときにボリバンの+2σにタッチしたら売りエントリー
ミドルラインをタッチしたら利確

みたいな感じですね。

より多くのインディケータを知っていれば勝てると思ったり
パラメータに勝てる数値があると思ってる方もいるんじゃないでしょうか。

実際僕もインディケータをたくさん使えば勝てると思ってましたし
勝ってるトレーダーは秘密のパラメータを知っているんじゃないかと思っていました。

でも、実際は全くの逆でした。

いくらインディケータを知ろうが勝てないものは勝てないし
Twitterで情報発信しているトレーダーの分析を見ても
特に変わったことはしていなかったのです。

現実を目の当たりにしても受け入れられることができず
秘密の数値を調べまくったりもしましたが
今となっては本当に秘密なんてなかったんだなって思います。

結局、インディケータが
何を伝えようとしているのかを読み取ることこそが重要だったんです。

とはいえ、インディケータの数値を適当にしていいわけではなく
そのインディケータで相場の何を見たいのかを考えると
おのずとその数値は決まってきます。

つまりは
インディケータはテクニカル分析の一部でしかないってことです。

テクニカル分析とは?

じゃあ、テクニカル分析って何なん?
って話になってくるんですが
テクニカル分析を知るにはまず
チャートの意味を考える必要があります。

チャートは一言でいうと
レートの動きを時系列に記すもの
ということになるんですが

そのチャート上に記される値動きには
市場に参加しているトレーダーの心理状態が反映されます。

そして、その市場に参加しているトレーダーの心理は
いつまでも変わることのない普遍的なものです。

これを前提として過去の値動きを分析し
未来の値動きを予測する
これがテクニカル分析です。

チャートの向こうには3種類の人間がいる

チャートの向こうには

買いポジションを持っているトレーダー
売りポジションを持っているトレーダー
ポジションを持っていないトレーダー

この3種類の人間がいます。

そして、すべてのトレーダーに共通しているのが
”利益を出そうとしている”です。

買いポジションを持っているトレーダーは
自分が買ったレートより高いところで売りたいし

売りポジションを持っているトレーダーは
自分が売ったレートより低いところで買い戻したいし

ポジションを持っていないトレーダーは
相場に動きが出た方向に波乗りしようと狙っています。

つまり、今の相場が
買い優勢なのか、売り優勢なのか
もしくは、拮抗している状態なのか

これらを見極めることが
直接的にトレードで勝つということにつながります。

買い優勢なら買えばいいし
売り優勢なら売ればいいし
わからなければいったん様子見。

極論、トレードはこれだけです。

これらを見極めるために
テクニカル分析を使っていきます。

となると
どこでエントリーすればいいんだ?
って話になりますよね。

これに関しても
相場に方向性が出たと判断したり
注文が集中しやすいポイントだったり
テクニカル分析でわかります。

相場の状況を見極め
適当なタイミングで相場に参入していくために使うのが
テクニカル分析というわけです。