危険商材対策

FXの情報商材でスキャル系が多い裏事情を暴露します。

KØW(@kowblog_com)です。

今回は記事のタイトルにもしたとおり

FXの情報商材でスキャル系が多い理由

について話していきたいと思うんですけど
まあ、結論から言うと

売れやすいからです。

「空いた時間でサクっとスキャルで稼ぎましょう!」

みたいなキャッチコピーが結構目に付くんですが
こういう謳い文句って
仕事で忙しくて一日中チャートを見れないようなサラリーマンに刺さるんです。

日中忙しいサラリーマンが
1日10分とか1時間で稼げるとか言われたら
その気になるし、欲しくなっちゃうじゃないですか(笑)

商材屋さんの狙いがここに隠されていて
自分もセールスページのように勝てるんじゃないか
って思わせるのが目的なんですよ。

勝てるからスキャル

ではなく

売りやすいからスキャル

ここ、かなり重要です。

で、ちなみにですが
スキャルでトレードするにしても
毎日何個もサインが出るような手法だとまず負けます。

例えば
1日に10回サインがでるとしましょう。

そのサインを毎回拾って
毎回0.1ロットでエントリーしたとすれば
1ロット分のエントリーになります。

で、FXにはスプレッドがあるので
1pipsのスプレッドだとしても
0.1ロットなら100円、0.5ロットなら500円
1ロットなら1000円になりますね。

これを毎日FX業者に払っているわけです。

1日1000円×年間平日260日=260000円

つまり
26万円をFX業者に払って
なお、プラス収支にもっていかないといけないわけです。

最初から26万円マイナスなのに
それ以上にトレードで勝てると思います?

まあ、普通にやったら無理です(笑)

ここだけの話
スキャルのEAもありますが
トレードが多くて勝ってるEAは見たことがないです。

勝ってるスキャル系のEAは
だいたい週に3回くらいのトレードですかね。

1日何回もトレードすると
スプレッドで負けるのがわかっているので
まともな作者ならそんなEAは作らないですし
商材屋さんも勝てないことはわかっています。

ですが
売ろうとしている商材が
週に2回しかサインを出しません
だったら誰も買わないですよね(笑)

なので
勝てるかどうかよりお客さんをその気にさせられるかどうか?
ということに焦点を当てて情報商材は作られています。

そういえば、余談にはなるんですが
毎度毎度同じようなノウハウで
最終的にサインツールの販売するというお決まりの展開で
キャル系の商材を次々にリリースしている
クロスリテイリングって有名な会社があるんですが
セールスレター通りに稼げたって話は聞いたことないんですけど
なぜか騙されたって相談してくる読者さん少ないんですよね。

フォローメールで徐々にトーンダウンしていて
実践者の努力不足だって思わせるのがうまいんですかね(笑)

サインツールって結局のところ
サインを受け取ってエントリーするのは自分なので
なんとでも言えちゃいますし

EA製作者の目線で言えば
サインを出すっていうプログラムを
エントリーするプログラムに書き換えればEAになっちゃうので
なんでわざわざサインツールにすんの?って感じですし

EA化するのは都合が悪い何かがあるんじゃないか?
と、思っちゃいますね。

広告塔だけ変えて類似商品をどんどん出している点からも
そもそも勝てないツールの可能性があり
無駄な努力になる可能性も十分に考えられるので
今、まさに行き詰っているって方は
別の方法も考えてみると良いんじゃないかな、と思います。